絶景を楽しむ暮らし

3000~3500万円

建築家コメント

建築家コメント

北の方角には稜線が美しい山々に茂る樹木。その狭間から山形市を見下ろす風景が広がっています。将来変わることのないその眺めは世界で一つしかない風景です。 四季折々に自然に色の変化を楽しめる樹木もまるで絵画のように暮らしに彩を与えてくれます。人の視線や車道も低い位置にあることで、その開放的な窓からは周囲の視線を全く感じることはなく、家の中に居ながらまるで外にいるような錯覚を起こすほどの開口を設けることが出来ました。 逆に南側は家の目の前を行きかう車や人で視線にさらされ環境、窓の明かりは横に長くし高さのある角度から南の気持ちの良い明りを取り込む工夫をしています。

平屋はよく暮らしやすいと好まれますが、暮らしやすい平屋は、明るさと使いやすい動線が大事なポイントです。生活の中での人と物の動きをしっかりと考慮し動線を繋ぐことで、より暮らしやすい環境にすることが可能となります。素晴らしい人の心の琴線に触れる景色を活かしながら実用的な暮らしやすさを叶えた住まいとなりました。