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建築家voice
建築家が教える、design casaの魅力

「design casa」の建築家はヒアリング上手

「design casa」では、オーナーと建築家と対面でミーティングを重ねながら、家づくりを進めます。ひとくちに注文住宅といっても営業マンがミーティングの相手となる場合が多いので、「建築家と直接話せる」ことは「design casa」の大きな魅力だと思います。

知らない建築家と話すなんて緊張しそう…という方もいるかもしれませんが、「design casa」の建築家になる条件のひとつに「オーナーの理想の暮らしを上手にヒアリングできること」があります。オーナー・工務店と一丸となって家づくりをするスタイルなので、そこは厳しく審査されます。自分の個性を押し付けたり、“センセイ”のような雰囲気を出したりする建築家はいないですね。

オーナーがミーティングで話すことは、好きな音楽やファッションの話でもなんでもOKです。オーナーのライフスタイルが垣間見られる何かを教えてもらえればそれで十分。自分たちらしい家を建てたいけれど、どうすればいいのか分からない。「design casa」はそんな方にこそ活用してほしいサービスです。

もしも、家についてはっきりしたイメージがある場合は、それを工務店に伝えてみてください。建築家を交えた家づくりの方がいいのかどうか、アドバイスをしてくれますよ。

オーナー曰く「建築家は、僕たちの要望をちゃんと受けとめてくれていて、次回のミーティングでは『この要望をこんなデザインで実現している』と一つひとつ説明してくれました。全部かなえてもらえたんだ!と心にストンと落ちて、とてもうれしかったです」。

建築家と家づくりをすると、
暮らしがデザインされる

「design casa」の建築家が家に落とし込むのは、オーナーの理想の暮らしです。「こんな毎日っていいな」と描いたライフスタイルは、建築家によって家に反映されます。だから「design casa」の建築家とつくった家は、オーナー家族の感覚にすごくフィットするし、とにかく居心地がよくなるんです。

一般の方が「どんな家をつくろうか?」と考えると、「間取りは4LDK」「延床面積は何平米」「収納は何カ所」と数字が入り口になりがちですよね。一方で、「design casa」の建築家は「理想の暮らし」であることを入り口とします。

「子どもが3人いるから、子ども部屋は3部屋ほしい」というオーナーに、「仲良しファミリーなのだから、細切れの個室よりもみんなが集える大きなロフトやスタディスペースを重視しませんか?」などの提案もさせていただきます。

建築家と営業マンの役割の違いに
気がついてほしい

「注文住宅」や「自由設計の家」のメリットって、それぞれの家族にぴったりの暮らしまでデザインされて、初めて享受できるものではないでしょうか。「注文住宅」といっても、住宅会社の営業マンがプランを考え、確認申請だけを外部の建築家に発注するパターンもあります。

もちろん、それが悪いわけではありませんが、建築家がガッツリと関わった家とくらべると、完成度に差がつくのは当然です。

また、有能な営業マンは、ついお客様の希望をかなえてしまいますから。オーナーの要望どおりに家づくりを進めたら「収納ばかりが充実した家になった」「1階と2階の雰囲気がチグハグな家になった」というのは、よくある話です。

オーナーの要望をそのまま聞くことのではなく、オーナーとのミーティングから光るポイントをすくい上げ、家のデザインを組み立てていく。それが私たち建築家の仕事です。

共働きのご夫婦と、3人の男の子の住まい。寝室、お風呂、洗面、クローゼットを2階に集めているので、起きたらすぐに朝の準備。身支度を整えた後にキッチンカウンターで朝食というのが朝のルーティーンです。

建築家は土地や周辺環境のマイナスを
プラスに変える

建築家は家のプランを考える前に、必ず現地に足を運びます。日当たりなどはもちろんですが、近所の方の目線はどこからやってくるのか、車の通行量や人通りはどのくらいかなども調査し、それを踏まえた上でデザインを始めます。

何百軒という戸建てに関わってきた建築家ですから、住み始めた時にどんな点が気になるのかはよく理解しています。マイナスポイントはあらかじめ潰していくのは当然で、マイナスポイントをプラスに変換できるのも建築家の強みだと自負しています。

変形地や狭小地なら当然、土地の価格が安くなります。ですから難易度の高い土地を選んで、その分、建築家のアイデアを上手に活用するのも得策です。そしてあまった予算は、家本体やインテリアに活用する。変形地などに建てる家こそ、腕が鳴るという建築家もいるほどです。

「design casa」の「design」には、見た目のカッコよさや美しさだけでなく、「機能」までデザインするという意味も込められています。狭い土地に建てた家でも、建築家のアイデア次第で狭さを感じさせない家、動線がスムーズな家になります。変形地や狭小地こそ、建築家の出番なのです。

小高い場所にあるこの土地のビューポイントは北側。本当に気持ちのいい空間を求めて絶景をのぞむ北側にリビングを配置する一方で、窓の高さや鏡の反射をうまく利用して明るさをキープ。「リビングは南側」という従来型セオリーに縛られず、土地の個性を活かしています。