籠ることを前提に、「好き」を追求できるよう、無駄を省きシンプルに仕上げたガレージ。造作カウンターや有効ボードを用いてご主人の使い勝手、使う用途に応じてカスマイズできるようにしています。

玄関ホール自体の広さを確保するため、シューズクロークは設けず靴箱に。上がってすぐの場所にも収納があるので、収納量もバッチリです。

左右対称に設けられた子供部屋。4畳半の空間を機能的に、ビジネスホテルの様に省スペースでも無駄なく快適に過ごすことができるよう設計しています。

寝室はベッドと収納だけの構成に。朝、東からの気持ちの良い陽の光が部屋に広がるよう窓の位置を設計。一見シンプルなこの空間も、心地よい目覚めのための配慮をしています。

限られた坪数の中でも広がりを感じられるよう、テレビボード裏の壁は天井まで設けず、間接照明で奥行を演出。子供の宿題やテレワークなど、何かと便利な造作カウンターも機能的かつ空間にマッチするよう設計しています。

キッチンは大きな窓により、朝の光が空間を明るく照らします。気持ちよい環境で、一日のスイッチを入れることができ、家中を見渡せる司令塔の位置にレイアウト。引出しを開け作業をしていても人が通れる広いスペースを確保するなど、機能性も充分です。

タイルと間接照明が高級感を演出し、まるでホテルの洗面のよう。家族で支度の時間が被っても渋滞しないよう広く設けています。

脱衣所へはガレージを通じて外と行き来できるため、サーフィンや子供が部活動など汚れて帰ってきても玄関を通らず、お風呂に直行できます。

2階建に比べて水平に移動距離が長くなりがちな平屋。1日の中でも用利用頻度の高いファミリークローゼットは、リビングからもランドリールームや水廻りからもアクセスしやすい場所にレイアウト。生活にあった空間づくりの一例です。